はじめに

当研修室では主に血液循環を対象とした計測と解析を対象としています。生体計測とは生体からセンサなどを用いて直接的に、あるいはなんらかのエネルギーを作用させ て、様々な生体の特徴量を取り出すことです。測定に用いられる物理量の代表例として、電気、音、圧力、光(電磁波)、熱などが挙げられます。また、様々な計測量を基に診断や状態評価を行いますが、そのためには生体ならではの特性を知っている必要があります。生体ならではの特性の代表は、(1)異方性、不均一性、(2)非線形性、(3)周波数依存性、(4)温度依存性、(5)経時変化などです。さらに、計測における侵襲の有無も重要なポイントです。

限られた条件や情報から様々な生体の状態や生理指標を計測、推定、評価を行うことが大きな課題となります。本研究室では、

  • 複数の生理指標計測を利用した心理状態の補間と推定
  • 血管調節機能の計測・評価
  • 映像を利用した非接触循環系指標の計測

などの研究を行なっています。

映像を利用した非接触循環系指標の計測

 

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